
数年前、ジョアン・テレサ・グロス修道女と私は日記について話をしました。その時、彼女が語ったある洞察が、私の心に深く残っています。彼女は、「定期的に読み返さなければ、日記をつける意味はない」と語りました。
「レトロスペクティブ」という言葉は「振り返る」という意味です。この詩を書くにあたり、私は過去を振り返り、2023年4月の日記を再読しました。その日記を通じて、リトリート中に目にしたものや耳にしたことを思い起こし、当時の恵みあふれる瞬間をいくつか思い出しました。「振り返り 〜 2023年4月27日 」は、私が当初日記に綴った内容の本質を捉えたものであり、祈りを込めてその体験を振り返った結果生まれたものです。
この詩のタイトルは、私たちに振り返るきっかけを与えてくれます。「振り返る」ことを考えてみてください――リトリートのメモや日記を読み返したり、自分が撮った写真や描いたスケッチをじっくり眺めてみたりしましょう。もう一度よく見て、しばらくの間、ただそれと共に「在る」ことを味わい、御霊に導かれるままに任せてみてください。それがあなたをどこへ導き、どのような感情を呼び起こすかに気づいてください。その体験について、誰かと分かち合いたくなるかもしれません。
振り返り 〜 2023年4月27日
時の恵みに感謝
ただ「在る」ことができるときの恵みに
予定もなく
果たすべき責任もない
美しさにただ寄り添うことのできる時の恵みに
満ち引きする潮の流れが
私を洗い流しくれる
恐れも、無理な動きも強いることなく
身体の声に耳を澄ませる時の恵みに
心ゆくまで休み
行き先を決めずにただ歩き
立ち止まっては 〜 その美しさに浸る
「決まった」ベンチにじっと座る時の恵みに
それでいて、空を舞う鳥たちと共に翔ける
こごみが小さな顔を覗かせているのにふと気づく
剥き出しになった苔むしたシダの根のあいだに
私の感謝は
特定の時に限られたものではなく
深い気づきに満ち溢れた
創造主の慈愛への感謝
ラウラ・ブファノ、CSJ
2026年5月1日
エレナ・アザマにより日本語に翻訳