Laudato Si’ Action Planを通じた地球へのコミットメントの一環として、私たちのカリスマ性を共有するすべての人に、毎月のエコ・チャレンジに参加するよう呼びかけています
食べ物を無駄にしないようにしましょう
9月のエコ・チャレンジは、食品ロスをなくすことです。食事の計画、食材の購入、残り物を食べるなどに関する習慣について考えてみましょう。
埋立地に捨てられる食品廃棄物は、生態系に大きな影響を与えています。米国環境保護庁によりますと、米国では、食品廃棄物は地方自治体の埋立地に捨てられる物の中で唯一最大のカテゴリーであり、強力な温室効果ガスであるメタンを排出します。自治体の固形廃棄物埋立地は、米国における人為的なメタン排出源の第3位であり、2017年にはその約14.1%を占めていたそうです。
効率的なプランニングと買い物をし、食品ロスを減らし、食品廃棄物を再利用し、リサイクルをして、できるだけ埋立地に廃棄物が入らないようにする方法を、是非考えていただきたいと思います。
リデュース(減らす)
食事の計画を立て、食料品の買い物リストをきちんと書くこと。そうすることで、新鮮なうちに使えると確信できる食材だけを購入することができます。一品に必要な量より多めに食材を買わなければならない場合は、その食材が一週間を通してどのように他の料理にも使えるかを考えましょう。
リユーズ(繰り返し使う)
残り物の計画を立てる。腐敗を防ぎ、食の安全を確保するために、適切に保存しましょう。冷蔵庫に残っているものを再利用できる料理を考えましょう。残り物を翌日の昼食のお弁当に詰めれば、お金の節約にもなります!
リサイクル(再資源化する)
腐ったり、他の方法で使えないものは堆肥にしましょう。栄養豊富な堆肥は新しい植物の栄養になるので、生ゴミを新しい食べ物に「リサイクル」することができます。
食事計画は、日々自発的に行う場合もあれば、すでにあなたにとってシステム化されているかもしれません。日常のルーティーンを変えるのは難しいかもしれませんが、あなたの努力が地球に良い影響を与えることは間違いありません。
創造の季節
今月、世界中のキリスト教徒は「創造の季節」を祝います。「被造物を大切にする世界祈願日」である9月1日に始まり、聖フランシスコの祝日である10月4日まで続きます。今年のテーマは「正義と平和が流れるように」です。地球を助けるために自分の行動を変えることにチャレンジするには、特に良い月です。
「今年の『創造の季節』に、正義と平和の大河のためにわたしたちはどんな貢献ができるでしょうか。わけてもキリスト教会として、わたしたちの共通の家を回復させ、そこに再びいのちが満ちあふれるよう、何ができるでしょうか。決意をもってわたしたちは、自らの心を、ライフスタイルを、この社会を運営する公共政策を、変えていかなければなりません。」
教皇フランシスコ
エコ・チャレンジに取り組みましよう
今月、あなたはいくつのアクションを取ることができますか?
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