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世界的な戦略の重要性
プラスチック汚染が進むにつれ、私たちの食物連鎖、水源、そして私たちが呼吸する空気の中にもプラスチックが存在していることが研究者によって発見されています。プラスチックは全プラスチック生産量の約9%しかリサイクルされていないため、この問題の唯一の解決策は、最初からプラスチックの生産を抑制することなのです。
基準を設定できる実施可能な世界的条約を開発することにより、この問題に大きなインパクトを与えることができます。2022年3月2日に行われましたナイロビ国連環境総会で、175カ国が2024年までにプラスチックの全ライフサイクルにおいて世界的に対処するための法的拘束力のある制度を開始することに合意しました。
我が修道会は、この大きな打開策に勇気づけられています。修道会リーダーシップ・チームのシスター・パティ・ジョンソン、CSJは、「非常に重要な時期にこのニュースが発表されました。プラスチックのライフサイクル全体を有意義に扱うことで、国際社会としてプラスチック汚染を削減することができます。組織的な解決策が必要なのです。世界各国が協力し合えば、必要な変革を成し遂げることができ、私たちの健康や地球の環境維持を留意した、有意義な法的解決策を打ち出すことができます。」と述べています。
私たちが奉仕している国々は、それぞれにこの決議の推進に大きな役割を果たしました。1962年から奉仕しているペルーは、環境保護団体が可決した決議案を共同執筆しました。ファミリア・デ・サンホセのアソシエイツ・コミュニティのあるチリは、決議案を共同提案しました。1956年から奉仕している日本は、この決議案を支持しました。1836年から奉仕している米国は、この決議案に賛成票を投じました。
今後2年半の間に、私たちは強力な国際的拘束力を持つ制度を提唱し、使い捨てプラスチック削減のための他の取り組みと並行して、この活動を引き続き支援・支持するよう各国に働きかけていく所存です。「プラスチック・フリーの7月」の私たちの取り組みにぜひご参加ください。
私たちと共にアクションを取ってください
皆様は、それぞれの国連常駐代表と連絡を取り、グローバル・プラスチック・フリー条約を支持するよう強く要請してください。アメリカ、ペルー、チリにお住まいの方は、英語またはスペイン語のツールをご活用ください。
嘆願書本文
日本の方は、下記のフォームを使って請願書を作成し、署名をして国連日本代表部へ送付することができます。
私は、国連環境総会(UNEA-5)において、わが国が果たした役割を誇りに思います。包括的で挑戦的、かつ刺激的な2021年9月2日の閣僚声明への支持は、この重要な問題に対するわが国のリーダーシップの表れの一つでもあります。プラスチック汚染に関する新たな世界的合意の交渉を公に求めた60カ国の1つとして、私たちは世界をリードし、意欲的な新たなる世界的合意を達成させるための緊急のコミットメントと行動を求めています。
UNEA-5で可決された決議は、政府間交渉委員会を設立し、2022年に作業を開始いたします。2024年末までに、生産、設計、廃棄を含むプラスチックの全ライフサイクルに対応する法的拘束力のある条約が結ばれることが期待されています。私は、この地球規模の問題に取り組むために、わが国が引き続きリーダーシップを発揮することを強く要請します。
私は、個人的にもプラスチック、特に使い捨てプラスチックの消費を減らし、自分が買い物をする店や、使用する製品の企業に包装方法を変えるよう呼びかけ続けます。しかし、究極的にはこの問題を対処し、環境への害を減らす唯一の方法は、組織的な解決策だということは理解しています。私は、この重要な条約を提唱する我が国の取り組みを精一杯支援することを約束いたします。