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アップデート

ノリコ姉妹の広島体験

 Noriko Kuroki, CSJ

Father Takii and Sister Noriko at the Atomic Bomb Dome near the hypocenter in Hiroshima, Japan
広島、日本の爆心地近くにある原爆ドームでの瀧井神父とノリコ修道女。

私はチャプターが終了した後、直接広島に行き平和行事に参加しました。私がミニストリーをしていたロサンゼルスの聖フランシスコ・ザビエル教会の教区民には、両親や祖父母が広島出身の方や、ご自身が被爆者/被爆二世・三世の方々が多くいらっしゃいます。その方たちとの関りがあって、原爆投下80周年の今年、彼らと共に“その日”“その場”で祈ることができました。

Memorial service jointly held by Shinto, Buddhism, Catholicism, and Protestantism in Hiroshima, Japan
広島で行われた神道、仏教、カトリック、プロテスタントによる合同追悼式。

日本各地だけでなく、アメリカや韓国からも枢機卿、大司教、司教、また巡礼団が参加してくださって、核兵器と平和について共に学び、語り、祈りました。ワシントンDCのMcElroy枢機卿はじめサンタフェとシアトルの大司教のスピーチは、核兵器保有国の国民から発せられたものとして、特に力強いものでした。

私が今年特に心を動かされたのは、「核兵器を戦争抑止のために持つという考えは受け入れられない。核兵器を持つということは、それを使うということだ。兵器は“使うために”保持されている」というメッセージでした。昨今日本でも「抑止力のために核兵器を保有したほうがいい」という言説が受け入れ始めているので、私は危機感を持っています。戦争で核兵器が使われた唯一の被爆国である日本が、“安全保障のための核兵器保有”という考えを持っていいはずがありません!

原爆投下の8月6日、主の変容の祝日のミサはとりわけ力強く感動的なものでした。広島のカテドラル-Memorial Cathedral for World Peace―のイエス様は“再臨のイエス、The Second Coming of Christ”です。広島は1945年8月6日に世の終わり、the end of the world、を体験したので、このカテドラルは、十字架のイエスでも復活のイエスでもなく、“再臨のイエス“をシンボルとしていただいているのです。

Prayers by Catholic, Anglican, and Protestant priests at the memorial in Hiroshima, Japan
Nagasaki Archbishop offers prayers at memorial monument in Hiroshima, Japan

どんなに紙面があっても、この二日間私が体験したことやそれについてのリフレクションを書ききることはできません。皆さまどうぞ機会があったら、是非広島を訪れて平和について学び祈ってください。毎年8月5日、6日は様々な平和行事があります。連日100°F前後の猛暑で湿度が非常に高い過酷な時期ですが、世界中からこの日に人々が集まり共に祈る機会を持つことは、原爆の恐ろしさを風化させないためにどうしても必要です。

8月6日(日本)は広島、8月9日(日本)は長崎に原爆が投下された日です。この日を特に心に留めて祈りましょう。そして共に平和な世界の実現のために前進していきましょう。

Sister Noriko and a second-generation atomic bomb survivor at the Thousand Crane Dedication Site
ノリコ修道女と第二世代の原爆生存者が千羽鶴奉納の地で。

Sr.マリー・ド・ルルド黒木 CSJ

Sr.マリー・ド・ルルド黒木(ロサンゼルス管区)出生地:東京、2019年に入会し、一年間三重県津市、二年間ロサンゼルス、10ヵ月フィラデルフィアのコミュニティで過ごし、現在ロサンゼルス在住。初誓願宣立後、ロサンゼルス・リトル東京近くにある聖フランシスコ・ザビエル教会に派遣される。CSJのコミュニティでの生活と、ここでのミニストリーを日々喜びをもって過ごしている。

文責:Sr.マリー・ド・ルルド黒木 CSJ

Noriko Kuroki is smiling, standing outside in front of greenery

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