Laudato Si’ Action Planを通じた地球へのコミットメントの一環として、私たちのカリスマ性を共有するすべての人に、毎月のエコ・チャレンジに参加するよう呼びかけています
何世紀もの成長、数秒の使用
トイレットペーパー、ペーパータオル、紙ナプキン、ティッシュなどの紙製品は多くの家庭に存在します。これらの商品は安くて便利です。これらの製品は何世紀もかかって育った木から製造され、数秒間の使用後にすぐに捨ててしまわれる運命にあります。
森林は何億もの鳥類やその他の動物の住む特別なエコ・システムであります。多くは先住民族が土地を守り、伝統を守っていきていくためにその環境を必要としています。カナダでは、北方林が伐採されると、「森林によって豊穣な土と泥炭地に蓄えられた炭素が影響を受け、・・・言われるのとは反対にその切り株の墓場となった跡地にいくら苗木を植えても北方林が伐採された後の気候の変化によるダメージを回復させることは不可能である。」ということです。
地球上の紙製品の使用
アメリカ合衆国ではカナダから65%のパルプと紙を輸入していて、そのほとんどは脆弱な北方森林から来ています。幸い、サステイナブルなトイレットペーパーを使う人が増え、森林に優しい紙の製品も増えてきました。NRDC (自然資源防衛協議会)による「ティッシュの問題」レポートカードではこれらの紙製品のレポートが発表されていて、環境に優しい、持続性のあるものを選ぶことができます。
ペルーでは生活水準が上がり、清潔度への要求が高まり、ティッシュ製品の売り上げが伸びています。その需要の成長が今後15年間続くと言われます。ほとんどのティッシュ製品は輸入されているのですが、幸い、地域でも解決できる方法が出てきています。ソフティス・ペルーの製品は森林保全委員会の認証を受け、倫理的に生産されています。
日本ではほとんどのティッシュ用紙は再生紙を使用しています。トイレットペーパーが一番多くその次にティッシュペーパーが生産、販売されています。日本では北米と比べるとペーパータオル(キッチンペーパー)はあまり使われないようです。
アメリカ合衆国、日本、ペルーではよく紙がリサイクルされていることはいいことです。再生紙の製造によりグリーンハウスガスを40%抑えることができ、生産に26%少ないエネルギーの消費につながり、43%の水の無駄遣いを抑えることができ、73%もの空気汚染を防ぐことができます。再生紙を使った製品を選ぶことがより持続性のある生活に繋がるということになります。
サステイナブルな代替法
使い捨て製品の代わりになる物
- 吸水性の高い布のタオルと洗えるハンカチ類
- 再生紙、木の繊維、竹などからできているトイレットペーパー
- 日本で人気の高いビデ機能の付いたトイレが世界中で注目されています。ビデとはトイレに座っている間に水で綺麗に洗う器具で、拭き取る必要がなくなるという方もいらっしゃいますが、多くの場合、紙を使う量が確実に減ります。
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